読んでみた。何故か主人公の「多崎つくる」と僕の苗字も名前も似てた。


平凡と批評もあるが、
普通の人の人生など他人から見れば平凡に決まってる。リアリティ上では、
主人公の友人達の出来事、日常生活ではギリギリのラインかなと思う。
この本は、３０代以上で結婚を経験された方ではないと…。

ノルウェイの森から思っていた事だけど、
ブレット・イーストン・エリス著「レス・ザン・ゼロ」を
彷彿させてくれて嬉しい。

ゼロゼネレーション。
何一つ経済的に物質的に不自由の無い環境で
良い子で育った皆さん達。
そして今も。
多崎つくるさん他、お友達の皆さんはこのようなイメージの方とは
正反対です。
　　　　　　　　　↓ 


感情を表に出さない事が自然に身についていた無気力な中の迷宮と申しますか。
突っ込むとしたら、、、
ガールフレンド、ハグ、など時代遅れな表現が気になるのですが。。。
（出版社担当の人は、とてもじゃないけど
　恐っそろしくて突っ込めないのかしら？）

でも、素晴らしい作品でした。読んでよかった。

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